Web制作を行っていると、Photoshop（フォトショップ）という言葉をよく聞くことになるでしょう。画像加工やデザインカンプでよく使われているからです。
それゆえに最近は、
Photoshopって何ができるんだろう？
Photoshopを契約して、使えるようにならないといけないかな？
この記事ではこういったお悩みを解決します。
早速ですがこの記事の結論は下の通りです。
【Photoshopができること】
Photoshopが得意としていることは「画像加工」
【Photoshopを契約すべきか】
デザイナーは必須。コーダーは案件によってはPhotoshopを使用する機会があるので、契約して慣れておいた方がよさげ。
この結論に至った背景も含めて、Photoshopについて知っておくべきことをお伝えしていきますね。
Photoshopができること【向き不向き】
Photoshopでできることをご紹介した上で、向き不向きについてもお伝えします。
Photoshopが向いていること2選
まずPhotoshopが向いていることについてお伝えします。
向いていること①：画像加工
Photoshopといえば、画像加工ですね。具体例は下の通りです。
- 写真に雪を降らせる
- 輝きや白飛びを補正
- イラスト風に加工
- 写真の一部を消す
- 背景を削除する
- 写真のレタッチ など
これらは、Photoshopの機能のうちのほんの一部でしかありません。Photoshopはとにかく画像加工が得意です。
向いていること②：サイトデザイン（XDには劣る）
Photoshopはサイトデザインにも向いています。そのため、Web制作において、Photoshopがデザインカンプに利用されるケースも少なくないです。
Photoshopが不向きなこと2選
不向きなこと①：ロゴやアイコンの作成
ロゴやアイコンの作成が不向きです。
厳密にはできるのですが、こういったことはIllustratorの方がやりやすいです。
Illustratorができることについてご興味のある方は、下の記事がおすすめです。
https://kaki-lab.org/webproduction-illustrator/不向きなこと②：サイトデザインの共有
サイトデザインの共有がしにくいです。これはあくまでXDと比較しての話になります。
XDはURLを発行して、共有し、コメントを求めたり、デザインの合意をとったりすることが簡単にできてしまいます。
Photoshopの場合にはPDFやJPGなどに書き出したり、そのままpsdデータで渡したりすることになります。
サイトデザインの共有という意味で、XDには少し劣ってしまいます。
下の記事ではXDの情報をまとめました。ご興味のある方はぜひどうぞ。
https://kaki-lab.org/webproduction-xd/Photoshopがおすすめの人
おすすめの人①：画像加工に手を広げたいデザイナー
まずPhotoshopがおすすめなのが、画像加工にも手を広げたいデザイナーです。
アイコンやロゴを作成しているだけならばIllustratorでも十分だと僕は考えていますが、画像加工をするとなると、Photoshopにまで手を広げた方がよいでしょう。
おすすめの人②：コーダー・ディレクター
コーダー・ディレクターもPhotoshopに少しは触れられた方がよいと考えています。
いまでもデザインカンプをPhotoshopで作成する会社はあるので、画像取得や要素の大きさを把握のためにPhotoshopを使えた方がよいからです。
Photoshopの費用【お得に利用する方法も】
Photoshopの費用やお得に利用する方法についてお伝えします。
Photoshopの単品料金
フォトショップの料金は下の通りです。
| プラン | 料金 |
| 年間プラン（月々払い） | 2,728円／月 |
| 年間プラン（一括払い） | 28,776円／年 |
| 月々プラン | 3,828円／月 |
安くはないですが、案件中での活躍度を考えるとかなりリーズナブルに見えます。
お得に利用する方法2選
お得に利用する方法をお伝えします。
方法①：コンプリートプランを利用する
まずコンプリートプランを利用する方法です。コンプリートプランとは、Photoshopだけではなく、IllustratorやXD、Premire Pro（動画編集ソフト）などのAdobe製品すべてを利用できるプランです。
これで料金は月額6,248円です（年間プラン・月々払い）。
Web制作だけではなく情報発信にも使えるツールがすべて集まります。さまざまな活動をする予定の方／している方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
コンプリートプランの料金詳細は下の通りです。
| プラン | 料金 |
| 年間プラン（月々払い） | 6,248円／月 |
| 年間プラン（一括払い） | 72,336円／年 |
| 月々プラン | 9,878円／月 |
方法②：学割を利用する
2つ目が学割を利用する方法です。残念ながら学生しか使えない手段ですが、非常に割引率が高いです。
コンプリートプランを月額2,178円で使えてしまうんです。
学生の人はぜひ一考してみてはいかがでしょうか。ちなみに僕は、この学割のプランを使っています。
まずは無料体験するのがおすすめ
Photoshopについて、性能や料金などについて説明してきましたが、まずは無料体験をするのがおすすめです。
多くの方は年間プランでの契約になると思います。年間プランで契約したけど、全然使わなかったなんて事態になったら辛いですからね…。
Photoshopの無料体験は下のボタンよりできますので、ご興味ある人はぜひどうぞ。7日の無料体験が可能です。
Photoshopと他Adobe製品と併せてうまく使う方法
Photoshopを他のAdobe製品と組み合わせて上手く使う方法についてお伝えします。
方法①：PhotoshopとIllustrator
PhotoshopとIllustratorの組み合わせで有力なものは、
- Photoshopで画像加工して素材を作る
- その素材を使ってIllustratorでレイアウトデザインを作る
でしょう。
方法②：PhotoshopとXD
PhotoshopとXDの組み合わせで有力なものは
- Photoshopで画像加工して素材を作る
- その素材を使ってIllustratorでレイアウトデザインを作る
- そのレイアウトデザインを利用して、XDでサイトデザインを作成する
でしょう。
まとめ
この記事では下のことについてお伝えしました。
- Photoshopができること【向き不向き】
- Photoshopがおすすめの人
- Photoshopの費用【お得に利用する方法も】
- Photoshopと他Adobe製品と併せてうまく使う方法
Web制作全体でよく使うAdobe製品の概要についてお伝えした記事もありますので、ご興味がありましたらぜひご覧ください。
https://kaki-lab.org/webproduction-adobe/最後までご覧いただきありがとうございました。
